チョンボ王Hさんのファーストチョンボ〜後編〜
【結論】
想定と違ったけど、己の閃きでなんとかロッカーは開けることができた。
ブログのネタには飢えているけど、チョンボネタは求めていない。
【目次】
はじめに
前々回、自分で暗証番号を変えたダイヤル式ロッカーの暗証番号が分からなくなって、
前回、暗証番号の全パターンを効率よく試す方法を現代のドラえもんに頼った話をしました。
今回は、チョンボの後始末について書いていきます。
ミッション開始
ダイヤル式のロッカーをハッキングするために、Hさんに与えられた時間は朝8:00〜始業時間の9:30までの1時間30分です。
この時間内にロッカーをハッキングする必要があります。
前回、現代にドラえもんに教えてもらった順番に試していくHさん。
Hさんの想定では0,1,9で構成される4桁の数字の組み合わせである81パターンを試せばロッカーは開くと踏んでいました。
想定と違う
しかし、想定したパターンが終わってもロッカーは開きませんでした。
焦せるHさん。。。
「ドラエもんが教えてくれた順番が間違っているはずがない。。
だとすると、考えられうパターンは次の2つです。
- (1)想定した81パターンの確認もれがある。
- (2)そもそもの、想定に誤りがある。
(2)は10,000-81=9,919パターンを試す可能性があり詰みます。
よって、先に(1)に希望を託すことにしたHさん。
確認漏れに期待する
自分が確認漏れをしていることに希望を託しつつ、そもそもの想定が間違っているケースを想定するHさん。
そもそも、なんで記録しているパスワードと違うんだ?
普通に考えて自分がパスワードを変えるはずがない。
にも関わらず、いつものパスワードで開かない。
…もしかして、いつものパスワードから一個だけズレてる?
己の閃きに最後の希望を託す
いつものパスワードから各数字を1回だけ回したパターンを試してみたところ、ロッカーが開きました。
パスワードが変わっていた原因
ダイヤル式のロッカーでは、ダイヤルが1と0の中途半端な位置にある場合は暗証番号は確定していません。
その状態でロックをかけた後にダイヤルを1か0に変更した段階でパスワードが確定します。
これが今回のチョンボに陥った原因です。
因みに、ロック後にパスワードが確定されるケースでは「ガチャリ」と普段はしない音がするので、注意深い人ならこの時点で異変に気付いてすぐに対処できるはずです。。
チョンボ対策
今回の事態を真摯に受け止めて、Hさんが取った対策は以下です。
暗証番号は0000を基準にして、一つの数字だけを一回だけ回した1000等にする。
→オフィス内のロッカーでオフィスに入れるのは社員だけで、会社貸与のPCしか入っていない個人ロッカーを開けようとする社員はいないはずです。
おまけ
他の人はどうしてるのだろう?と思ってロッカーを見てたら0001の番号があったので、試しに0000に変更すると開いたのでビックリしました。
しかも、同じ部署のベテランエンジニアのロッカーだった時の衝撃よ。。
さいごに
前職では、チョンボをやらかす度に凹んでいたHさんですが、今は違います。
毎日ブログを更新しているHさんに凹んでいる暇はありません。
常にブログのネタを探しているHさんは、チョンボをやらかした瞬間は凹みます。
が、しばらくするとこれブログのネタになるかな?
ネタにするとして、どう書いたらいいだろう?
と考えはじめる図太い精神力を兼ね備えました。