浮動小数点数とは?
【結論】
- 0.0025というように、小数点の位置を固定して値を表現する方法を固定小数点という。
- これに対して、浮動小数点では0.0025を0.25×0.01(10のマイナス3乗)と表現する。
- 浮動小数点は固定小数点と比較すると、同じ情報量でより小さな数字を表現することができる。
【目次】
[TOC]
はじめに
学生時代に国試の勉強をしていた時期がある私にとって、浮動小数点という考え方には全く新鮮さを感じません。心が動かないのでブログにまとめる気力も全く湧きません。
にも関わらずブログのネタとして取り上げたのは、作文力を鍛えるためです。
https://wa3.i-3-i.info/word14959.html
固定小数点とは?
10.0や10.05の様に値を表現する際の小数点の位置を常に固定にして表現する方法です。
固定小数点はそれほど小さくない数字を表現する際には分かりやすいです。
しかし、0.000025の様な小さな数字を表現する際は分かりにくい上に、0を表示するのに桁数を消費するため表現できる数字に制限があります。
浮動小数点とは?
小さな数字を分かりやすく、かつ効率よく表現するための方法です。
同じ値を固定小数点と浮動小数点で表現すると下表のようになります。
(下表の^
はべき乗を表す記号です)
固定小数点 | 浮動小数点 |
---|---|
0.025 | 0.25×10-2 |
10 | 0.1×102 |
10.5 | 0.105×102 |
上記表で示す通り、浮動小数点では0.xxxとなる様に10のべき乗をかけてあげることで、元の値から小数点の位置が移動することから浮動小数点と呼ばれます。
浮動小数点で表現する事で、0.000025を0.25×10-4とコンパクトに表現することができます。
メリットとしては、固定小数点と比較した時に同じ情報量でより小さな数を表現できます。
デメリットとしては、2つの数値の差をとった時に値の差が殆どなかったり、逆にあったりした時に計算結果を浮動小数点で表現できなくなり誤差となってしまう可能性がある事です。
参考情報
https://wa3.i-3-i.info/word14959.html
さいごに
今までのブログは、興味があることを勉強していたので書きやすかったのですが、国試の勉強になると用語の羅列ばかりで全く興味が湧かないからブログにまとめるのがツライ。。